葵の郷 桧響

北限の桧 葵の郷 桧響

丸川木材株式会社が誇る高品質の桧材です。
全国有数の良質木材産地である八溝(茨城県)・日光(栃木県)産の樹齢50年以上の桧の中から、
厳しい目利きにより良質の原木を選別。丁寧な製材、乾燥を経て、最終計測で
JASを超える自社基準をクリアした材のみが、この「葵の郷 桧響」となります。

1産地のご紹介

八溝・日光の最良の環境で
育ちました

桧のほぼ北限である八溝・日光(茨城県・栃木県)は全国有数の良質木材産地です。

かつて徳川家の直轄領であり、その後、十分に管理された国有林が多くあります。平均気温が比較的低く、雨量が少ない環境で育った桧は特有の光沢・芳香があり、年輪幅が狭いため、害虫に強く、強度も高いという大きな特徴があります。

樹齢の若い木材はあまり強くはありません。樹齢を重ねた桧は耐久性・強度に優れています。

「葵の郷 桧響」は茨城・栃木県産の構造用の桧丸太の中でも、おおよそ樹齢50年以上の良質な丸太を厳選して製材しています。

年輪幅が狭い「葵の郷 桧響」

年輪幅が広い一般的な桧

2間伐と枝打ち

枝打ち|枝打ちは熟練を要する作業で、むやみに行えば木の成長力を阻害することになり、失敗すると木の皮がはげてしまいます。

枝打ち

余分な枝を切り除くことによって、節の少ない良質な桧を育てるとともに、幹の成長を適切なものとします。そのために8年生から10年生くらいから枝打ちをくり返します。

適切な時期で早めに始めれば内部に節が閉じ込められ、表面に節が現れることが少なくなり、化粧性の高い材料をとることができます。

間伐|8~10年頃から、育ちの悪い木、枯れかかった木、育てようとしている木の邪魔になる広葉樹などを伐採していきます。

間伐

密になった「山」の木を間引くことで、健全な幹の成長を助けます。適切な間伐を行うと、幹は太くなり、根もしっかりと張ることで、風雪に耐える山ができていきます。

また間伐をすることにより、太陽光がより下に届き、下層に様々な植物が育ちます。それにより、土砂の流出が抑えられ、良質な水をつくり出すことが出来るのです。

枝打ち

枝打ちは熟練を要する作業で、むやみに行えば木の成長力を阻害することになり、失敗すると木の皮がはげてしまいます。

間伐

8~10年頃から、育ちの悪い木、枯れかかった木、育てようとしている木の邪魔になる広葉樹などを伐採していきます。

間伐

密になった「山」の木を間引くことで、健全な幹の成長を助けます。適切な間伐を行うと、幹は太くなり、根もしっかりと張ることで、風雪に耐える山ができていきます。

また間伐をすることにより、太陽光がより下に届き、下層に様々な植物が育ちます。それにより、土砂の流出が抑えられ、良質な水をつくり出すことが出来るのです。

枝打ち

余分な枝を切り除くことによって、節の少ない良質な桧を育てるとともに、幹の成長を適切なものとします。そのために8年生から10年生くらいから枝打ちをくり返します。

適切な時期で早めに始めれば内部に節が閉じ込められ、表面に節が現れることが少なくなり、化粧性の高い材料をとることができます。

3十分な乾燥

蒸気加熱式乾燥機に入る桧材

安定した構造材にするために、含水率20%以下に乾燥させます

伐採した木材をすぐに柱などの構造材に使用することはできません。十分に乾燥していない木材は、乾燥による収縮で変形しやすく、強度が落ち、木材腐朽菌やシロアリが発生しやすくなります。

自然に乾燥させる方法もありますが、木材をそれぞれに適した値で、均一に乾燥させることは、現実的にはとても難しいことです。

そこで、蒸気加熱式乾燥機を用い、養生期間を含めて10日ほどかけ、含水率20%以下の品質が安定した柱や土台などの構造材を生産しています。家の耐久性や強度を保つために、きわめて重要な工程です。

4安心と安全の測定

含水率測定の様子

強度検査の様子

機械による測定後、一本一本人間の目で最終品質チェックを行います。

測定した結果は一本一本
木材に印字されます

④一目で分かる安心・安全のJASマーク

⑤SDは含水率。含水率20%以下の木材は品質が安定しています。※含水率とは木材に含まれる水分量。多すぎるのは論外ですが、少なすぎてもいけません。

⑥Eはヤング係数(強度を示す1つの値)JAS規格はE-50以上。「葵の郷 桧響」はE-90以上のものを出荷しています。⑥の数字(E110)は、JASの基準をはるかに上回っています。

⑦数字・アルファベットは製材された年月日、製造番号を表しています。

⑧木材のサイズ表示です。

JAS規格のブランド桧

JASを取得することによって、一般の方にも安心・安全の桧を一目でお分かりいただけるようになりました。「葵の郷 桧響」は、JAS規格を超える強度を備えた製品です。

乾燥した木材を使用することは、住宅の質を高めることにつながりますが、乾燥材であればなんでも良いわけではありません。

構造材の選定に不可欠な強度的な評価は見た目だけでは不十分なのです。

強度性能を明確化する為に、まず含水率計で一本一本正確に含水率を測定します。つぎに機械等級区分装置で木材のたわみにくさを測定します。最後に専任の技能士による品質チェックを行い、質の高いより安心・安全の木材をお届けします。

5桧はこんなに
素晴らしい

木材チップを用いたダニの行動制御

桧の抗菌作用実証実験

桧にはカンファーαピネン、リモネン、カジノールなどテルペン類が多く含まれており、これらの相乗効果により抗菌作用が働きます。写真は食パンをビンに入れて2週間ほど放置し観察したもの。右が桧あり、左がパンのみ。左のパン以外何も入っていないものにはカビが発生しましたが、右の桧の入ったものに、カビの発生は確認でませんでした。

キーワードは
「フィトンチッド」

森の中ですがすがしい爽快感を体験した方も多いのではないでしょうか。この効果の一つが、「フィトンチッド」という香りの成分です。特に桧の「フィトンチッド」には、心身のリフレッシュ効果のほかにも、アレルギーの原因であるダニの繁殖を防ぐことや、防虫効果、抗菌・抗カビ効果、そして消臭効果があることがわかってきました。

ダニによるアレルギーや自律神経の乱れに悩まされる人が増加している今、毎日触れる床や壁などの内装材を無垢桧を使い、森林浴効果のある安心・安全の住まいを実現しませんか。

(ダニによるアレルギーや自律神経の乱れが絶対になくなるということを保証するものではありません)

6なぜ構造材に
桧が最適なのか

構造材コストは全体の約9%。
だから構造材を一般的な
木材から、

桧に変えても
建築総額はほぼ変わりません

建築総額における、構造材コストの割合

わずかなプラスでより
安心・安全な桧を

一般的な柱や土台などの構造材の価格は、住宅価格総額の9%ほどです。

例えば、住宅価格を1,710万円とすると、構造材の価格は約152万円※です。

これらの、土台、柱100本を国産桧にしても、プラス25万円程度です。建築総額からみるとわずかなプラスで、安心・安全な桧の構造材で家を建てることができます。

リフォーム時にも簡単には交換できない柱や土台などの構造材にこそ、ぜひ桧をご検討ください。

※35坪で、坪45万円/土台材:ベイツガ防腐/梁桁材:ベイマツ/母屋・束材:ベイツガKD材/羽柄材:ベイツガ 他/通し柱材:カラマツ集成材/管柱材:ホワイトウッド として計算